精油のプロフィール ~ネロリ~
英名:Neroli
植物名:ビターオレンジ
和名:ダイダイ
学名:Citrus aurantium (キトルス アウランティウム)
科名:ミカン科
植物の種類:高木
抽出部位:花
精油製造法:水蒸気蒸留法
産地の例:フランス・モロッコ・チュニジア・イタリア など
成分の一例:
リナロール(モノテルペン系
アルコール類)
酢酸リナリル(
エステル類)
リモネン(モノテルペン系
炭化水素類)
ネロール(モノテルペン系
アルコール類)
ネロリドール[特徴成分](モノテルペン系
アルコール類)
ゲラ二オール(モノテルペン系
アルコール類)
植物と精油の特徴・エピソードなど
繊細で甘いフローラルな香り
オレンジビターの花から抽出した精油(枝葉からはプチグレン)
和名のダイダイ(橙)は、正月ごろに黄金色になり、代々栄えるという意味から。
オレンジフラワーウォーターと呼ばれる芳香蒸留水は、化粧水などや、東欧では料理の材料として人気。
名前は17世紀末イタリアのネロラ公国の王妃(マリー・アンヌ)がこの香りを愛したことから由来。
彼女はビターオレンジの花の精油で革手袋の香りづけをし、その革手袋が社交界で流行した。
インドのアッサムを中心としたアジア南東部原産で、熱帯から亜熱帯地域で栽培。
開花したばかりの花から抽出する。
純潔の象徴・永遠の誓いの印と考えられブーケに使われてきた。
ケルンの水の成分でもあり、ビクトリア時代には、オーデコロンの成分としてよく使われた。
化粧品の香料として利用される。(中国)
少量の精油を抽出するのに大量の花が必要になるため大変高価な精油のひとつ
・・・エピソード 2015,5,1 追記・・・
対応色:ホワイト(
第7チャクラ)・ピンク(
第4チャクラ)
香りのノート:ミドル
香りの強さ:中~強
香りの系統:フローラル系
精油の効能 強心・抗うつ・鎮静・皮膚軟化 など
心に対する働き
気分を明るく、優しい気持ちにさせる。
リラックスさせ、精神的ショックをやわらげる。
慢性的な不安感や落ち込みを軽減し幸福感をもたらす。
身体に対する働き
血行を良くする。
睡眠障害の改善。
肌に対する働き
乾燥肌の改善。
しわ、たるみなど老化肌の改善。
妊娠線予防。
肌に弾力を与える。
精油使用例
悩みを抱え込んでいる時。
前向きになりたい時。
不眠に。
スキンケア全般に。
※
相性の良い香り
イランイラン・オレンジ・サンダルウッド・ジャスミン・ゼラニウム・ベルガモット・ラベンダー・ローズ・ローズマリー・パルマローザ・コリアンダー・プチグレイン など
⇒
ドライハーブ*オレンジフラワー
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